第4回中仏ハイレベル経済財政金融対話に出席するためフランスを訪問中の馬凱副首相は14日、パリでオランド大統領と会談しました。
馬副首相は、「習近平国家主席とオランド大統領は近年、数回にわたって相互訪問と会談を行い、両国関係の発展について広い範囲で共通認識に達した。私が今回の中国・フランスハイレベル経済財政金融対話に参加する目的は、両国元首の共通認識およびG20杭州サミットの成果を実行することにある。これにより、両国の経済貿易分野での実務協力を推進し、両国の全面的な戦略的パートナーシップを新しい段階に推し進めていく」と示した上で、「フランスが引き続き影響力を発揮して、中国の世界貿易機関(WTO)加盟に関する議定書第15条の条約義務を期日通りに履行するようEUに促すことを望む。また公平、公正、透明で、差別のない、かつWTOの規則に合致する国際貿易秩序を構築するために役割を果たすよう願う」と述べました。
オランド大統領は、「フランスは中国との関係を高く重視し、中国とエネルギー、貿易、テロ対策などの分野での協力を一層強化したい。中国がフランスと協力して両国の核エネルギー技術の躍進的な発展を遂げ、この分野での協力の新しい時代を切り開くことを歓迎する」とした上で、貿易保護主義に反対する考えを示しました。(玉華、謙)
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