第8回駐英経済財政金融対話に出席するため訪英中の馬凱副首相は9日ロンドンで、英国のテリーザ・メイ首相と会談しました。
この中で馬副首相は、「来年は中英国交樹立45周年に当たる。中国はこれを契機に、英国と政治的相互信頼を深め、実務的協力を推進するとともに、国際問題における協調や、21世紀に向けた中英の全面的戦略パートナーシップをさらに推進していきたい」と述べました。
また、「『中国のWTO加盟議定書』第15条の関連規定を履行することはWTO加盟国が果たすべき義務であり、中国は如何なる形による『代替国』のやり方にも反対する」とした上で、公正な立場をもってこの問題に望み、期日どおり全面的に義務を履行するよう英国に求めました。
これに対し、メイ首相は「英国はEU離脱後、中国とグローバルな全面的戦略パートナーシップを更に推進していく方針だ。経済財政金融対話は英中関係における重要な一部であり、英中関係の『黄金時代』の一環として重視されている。より多くの中国企業の英国進出を期待している」と語りました。(ミン・イヒョウ 謙)
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