李首相は中国と中東欧諸国の実務的協力について、「第一に、双方の貿易規模を拡大すること。良好な貿易投資環境を作り出し、税関と検査検疫の面での意思疎通と協調メカニズムを構築し、越境電子商取引などの新しい形の貿易を発展させていく。第二に、相互連結を推進すること。中国は、実力のある企業が様々な形で中東欧諸国のインフラ整備に参与することを奨励していく。第三に、生産能力分野での協力を深めること。中国は中東欧諸国と共に産業パークと技術パークを建設していきたい。第四に、金融協力のモデルを革新すること。16＋1金融持株会社を発足させ、「16＋1」枠組み内で中国の設備と製品を購入する相互連結と生産能力の協力プロジェクトを重点的に支援していく。第5に、観光分野での協力の潜在力を掘り出すこと。　各側は査証政策を緩和させ、入国手続きを簡素化し、より多くの直行便を開通する。今後5年内に、中国と中東欧諸国との間で、互いの観光者数が倍増することを期待する」と提案しました。

　李首相はまた、「中国の市場は開放したもので、開放の度合いはますます大きくなる。中国の発展は世界にとってチャンスであり、中東欧諸国を含む各国の企業に大きなビジネスチャンスをもたらすに違いない。各側が手を携えて開放的で包摂性のある互恵共栄の新しい形のパートナー関係を築いていくよう期待する」と述べました。（玉華、kokusei）