習近平国家主席は16日、インドのゴアで開かれた第8回BRICS首脳会議で「揺るがぬ自信で共に発展をはかろう」と題する談話を発表しました。習主席は談話の中で、BRICS諸国が10年間にわたる協力の過程で獲得した成果を評価し、国際情勢がもたらした課題に共に対応することを提唱を出した上で、「中国は各国と共に、BRICSの発展の新たな青写真を描きたい」と強調しました。
この談話に対して、BRICS諸国の識者らは、「習主席の談話は、BRICS国家のパートナー協力の一層の深化と、BRICSという『友好組織』の結束と拡大のビジョンを描いた。同時に、世界経済の成長を促進し、グローバルな改革とイノベーションの推進に知恵と力を提供した」との考えを示しました。
ブラジル中国問題研究所のロニー・リンス所長は、「習主席の談話は、現存する課題への共同対応、改革の深化とイノベーション、既存体制と機構の健全化という3つの面で自信を与えるものだ。10年間にわたる発展で、BRICS諸国は相互信頼と相互支援の成果を目にしている」と述べました。
インドの経済学者ウペンドラ氏は、「習主席の談話は、BRICS諸国の経済成長が世界経済の成長に対して重要な役割を果たしたことを物語っている」と述べました。
ロシア諸民族友好大学のタフロフスキ教授は、「BRICS諸国は共に開放的な世界を築き、経済貿易の大市場と金融の広範囲な連係、インフラ施設の広範囲連結を推進している。これは多くの発展途上国の根本的利益に合致するものだ」と述べました。(玉華、む)
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