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習近平主席、BRICS首脳会議に出席

2016-10-17 10:17:57     cri    

 ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興5ヵ国(BRICS)首脳会議が16日、インド南部ゴア州パナジで開かれました。これら5ヵ国の首脳は「効率的かつ包摂的、共通した解決策を打ち出す」というテーマをめぐって、加盟国間の協力および共に関心を寄せるその他の国際問題や地域問題について意見を交換し、幅広い共通認識に達しました。

 中国の習近平国家主席は会議で「自信を固め、共同で発展を推進」と題する談話を発表し、この10年来BRICS協力が収めた豊かな成果を評価し、マクロ的な国際環境にもたらされた挑戦に共同で立ち向かうことに関する提案を行い、中国が各国と共に、BRICS発展の新ビジョンを描き、世界の平和、安定と繁栄を促していくことを強調しました。

 インドのモディ首相は「新しい情勢の下で、BRICSは引き続き手を携えて努力し、持続可能な開発のための2030アジェンダを実施すると共に、G20(主要20ヵ国・地域)や世界貿易機構(WTO)など重要な多国的枠組内でより大きな役割を発揮すべきだ」と指摘しました。

 南アフリカのズマ大統領は、水資源やデジタル経済、投融資、イノベーション、中小企業、宇宙飛行、深海、インターネットなどの分野での協力を推進すると同時に、人材・文化交流を緊密化させるべきだとの考えを示しました。

 ブラジルのテメル大統領は、加盟国間の貿易・投資の利便化を推進し、金融や科学技術、環境、人材・文化などの分野における協力パートナー関係を強め、各国国民に協力により生まれたベネフィットを充分に感じ取ってもらうべきだと述べました。

 ロシアのプーチン大統領は、去年のBRICS首脳会議で採択された『BRICS経済パートナー戦略』を実施し、再生可能なエネルギーや金融、貿易、投資、Eコマース、衛生、教育などの分野での協力を強化すべきだとの考えを示しました。

 首脳会議に先立って開かれた小規模会議で、習近平主席は中国が2017年にBRICSの輪番議長国を務め、同年9月に福建省・アモイで第9回BRICS首脳会議を開催することを明らかにしました。(ZHL、Kokusei)

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