『ゴア宣言』は「BRICSは加盟国の国民に利益を与える実務的協力を行い、国際社会に向けて影響力のあるメッセージを発することで意見の一致を見た」と強調しました。
『ゴア宣言』は、共通した利益と重点分野に基づき、団結と協力を強め、開放、団結、平等、相互理解、包括的、協力、ウィンウィンの精神に則って、BRICS加盟国間の戦略パートナー関係が持つ重要性を一層強めるべきだと指摘しました。
政治分野について、『ゴア宣言』は「BRICS諸国は団結、相互理解と信頼の精神を堅持し、国際事務における意思疎通と実務的協力を強めなければならない」としています。
BRICS諸国は「第2次世界大戦の結果を引き続き歪曲しようとする行為に断固として反対する」と明らかにしました。さらに、『ゴア宣言』は、国際法と国際関係の準則に違反した一方的な軍事干渉、経済制裁を非難し、「いかなる国も他国の安全を犠牲にして、自国の安全を強化してはならない」と強調しました。
経済と金融分野について、『ゴア宣言』は「BRICS諸国は通貨、財政、構造性改革などを含むあらゆる政策を生かし、強力で、持続可能で、均衡の取れた包括的な成長という目標を実現させていかなければならない」と指摘しました。
『ゴア宣言』で、BRICS諸国は、このほどインドを含むBRICSの一部の国を標的とした襲撃事件といかなる形のテロリズムをも非難し、「協力を強めて、国際テロリズムを撲滅するべきだ」としました。(殷、kokusei)
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