スーダン全国対話会議が10日、首都ハルツームで閉幕しました。対話に参加したスーダンの各党派と武装勢力の代表らは多くの問題についての見解で一致し、会議の成果文書はスーダンの新しい憲法起草のための基礎を築きました。
今回の全国対話会議には、一部の反対派組織が不参加であったほかは、100余りの政党と武装勢力の代表が参加しました。会議では参加各側によってスーダンの国家・政治体制や新憲法の制定、経済発展と資源の分配、そして外交関係といった議題に関する994の意見が提出され、政治と憲法の改革のための道が開かれました。
これについてスーダンのバシール大統領は、「政府は、今回の会議の成果文書をスーダン新憲法の基礎とするつもりだ。会議の成果はスーダン国民の意思を反映したものであり、これからのスーダンを管理する基盤だ」とした上で、「対話の扉は、求める人のために常に開かれている」と強調しました。(hj、謙)
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