中国の作業グループは13日、空軍専用機で北京を離れ南スーダンに赴きました。作業グループは南スーダンで平和維持活動を行っている最中に攻撃され、負傷した中国のPKO要員を見舞い、犠牲となった要員の遺体と負傷者を帰国させることになっています。

また、中国作業グループは南スーダンの首都ジュバで、平和維持部隊の安全を確保し、平和維持活動を効果的に行うことについて、国連南スーダン派遣団と南スーダン政府と話し合います。

現地時間10日、任務執行中のPKO中国歩兵部隊の装甲車が被弾し、2人が死亡しました。このほか2人が重傷、2人が軽傷だということです。事件発生後、中国国防省の楊宇軍報道官は「中国軍隊は驚きを覚えると同時に、強く非難する。犠牲者に哀悼の意を表し、負傷者と家族に慰問の意を伝えたい」と話しました。（殷、kokusei）