20160726news3
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王毅外相は25日、ラオスのビエンチャンで東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議出席期間、日本の岸田文雄外相と会談を行いました。
王毅外相は会談で、「現在の中日関係は望みに沿わぬ状態だ。敏感で脆い面がまだ突出している。下半期、中日両国の間で一連の政治、外交イベントの予定があるが、日本側は実際の行動で、中日間の『四つの政治文書』が確立した政治的基礎を守り、4つの原則的共通認識を確実に履行し、中国のG20 サミットの開催に協力し、中日関係の改善に有利な環境を整えるべきだ」と述べました。
王外相はまた、南海問題に対する中国の立場を再び表明した上で、「日本は南海問題の当事国ではない。中国とASEANは、南海問題を『南海各側行動宣言』の歩みに戻すという共同声明を発表する中で、日本側がなお干渉と意図的な宣伝をすることは、日本の企みを証明するのみだ。南海の航行自由については、今までも、これからも問題はない。中国は終始航行の自由を維持する力だ」とし、日本側が言行を慎み、間違いを重ねるような行動を続けぬよう忠告しました。
岸田外相は会談で、「日中は近年、ハイレベル交流を保っている。日本側は中国と共に、ハイレベル交流を強化し、経済や反テロなどの分野での協力を拡大し、相違には善処し、国民間の感情を改善させ、新たな時代の日中関係を構築していきたい。日本は中国のG20サミット 開催に協力したい」と述べました。
双方はまた、中日韓3カ国の協力や朝鮮半島情勢について意見を交換しました。(白、む)
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