3日間にわたってラオスの首都・ビエンチャンで開かれた東南アジア諸国連合（ASEAN）首脳会議と、東アジア首脳会議（EAS）は8日、すべての議事日程を終え閉幕しました。

　ASEANサミットでは、『ASEAN共同体ビジョン2025』の実施や対外関係の強化と、協力の展開などについて幅広く討議されました。

　中国・ASEAN（10＋１）首脳会議では、各国首脳は互恵に基づいて、各分野における協力を拡大し、とりわけ貿易や投資、相互連結（コネクティビティ）、民間交流に取り組むことで合意しました。さらに、『中国・ASEAN対話関係樹立25周年記念サミットの共同コミュニケ』などの成果を見せた文書を公表しました。

　ASEANと中日韓（10＋3）首脳会議では、各国首脳は10＋3協力の重要性を重ねて強調し、東アジア共同体の構築という長期的な目標における重要なメカニズムにするよう一致しました。

　また、東アジアサミットについて、「各国首脳は『指導者主導の戦略フォーラム』にし、ともに関心を持つ戦略、政治、経済問題について幅広く討議する」と強調しました。（Lin、星）