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第19回中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)(10+1)首脳会議が7日、ラオスの首都ビエンチャンで開催されました。中国とASEAN諸国の指導者が共同で「中国・ASEAN海上緊急事態対応のための外務高官ホットライン・プラットフォーム指導方針」を審議、採択しました。会議で達した重要な成果文書として、この指導方針は外務高官のホットライン・プラットフォームの目的と適用範囲、述語の定義、連絡場所の指定、使用の手続きなどについて規定しています。今回の採択は正式運用の開始を示しています。
このプラットフォームは、海上で緊急事態が発生し、政策関与が必要となる場合、各国の外務部門に即時的で効果的な連絡ルートを提供することを目的としています。各国の外務部門がこのプラットフォームを通じて、海上の緊急事態について互いに意思疎通と協調を行うことができます。
このプラットフォームの設立は、「南海各側行動宣言」の全面的、効果的な実行をめぐり、海上での実務的な協力を展開するという中国とASEAN諸国の願いと、この地域の各国が手を携えて海上リスクをコントロールし、南海の平和と安定を維持するという決意を示しています。(玉華、星)
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