同日のイベントには日本の「神戸・南京心の絆会」第20回中国訪問団の一行と「慰安婦」問題を研究する韓国の専門家宋連玉（ソン・ヨンオク）氏らが参加、また、南京滞在期間中、草靴峡などの南京大虐殺殉難者合葬地、侵華日軍南京大虐殺殉難同胞記念館、南京利済巷慰安所旧跡陳列館などを訪れました。

　「神戸・南京心の絆会」訪中団の宮内陽子団長は、「最近、日本政府に右傾化の傾向が再び台頭していることを非常に遺憾に思っている」とした上で、民間団体として「今回の訪中団団員と共に、できる限りの力を尽くして、日本が間違った方向に走ってしまうことを阻止していきたい」と語りました。

　毎年の8月15日前後には、日本の「銘心会・南京」友好訪中団、長崎「日中友好・希望の翼」訪中団、神戸「南京心の絆会」訪中団などを含む国内外の平和を愛する有志らが、記念館で行われる平和集会に参加し、南京大虐殺による犠牲者を偲ぶと共に、世界の平和を祈念しています。（洋、む）