中国が自主開発した、国内初・最先端の高冷地対応地下鉄車両が10日、長春市の地下鉄1号線の車両総合センターに引き渡されました。設計側によりますと、この車両はマイナス35度の低温環境でも正常な運行ができるということです。このほか、衝突安全性能も国内最高基準に達しています。

　この車両は、中国中車長客株式会社が設計を担当し、長春の環境に合わせた要素を取り入れています。中国東北部にある長春市には寒い「冬」の印象が強いことから、車体は白色に塗装され、地元らしい雪と氷のイメージに仕立てられています。（朱、謙）