会員登録

THAAD配備反対、戦略的安全利益を守るために妥協せず=中露

2016-08-04 14:47:29     cri    
 米韓が「朝鮮の脅威」への対策を理由に、レーダーの探査範囲が中国とロシアの奥地まで届く高高度ミサイル防衛システム「THAAD(サード)」を在韓米軍に配備することについて、中国とロシアは、「域内国家の戦略的安全利益をひどく損ない、地域の戦略的バランスを破壊するものだ」として、一致して反対を表明しています。

 現在、THAAD配備に対応するため、中国とロシアは密接なコミュニケーションと協調を行っています。

 7月28日にモスクワで行われた第4回中露北東アジア安全協議で、中国とロシアは韓国でのTHAAD配備について一連の共通認識を形成し、関連問題における協力を行なうことで合意しました。双方は「中国とロシアは包括的戦略協力パートナーとして、コミュニケーションと協調をいっそう強化し、最も確実で効果的なやり方で、両国の利益、特に安全保障面における戦略的利益を守る」としました。

 アメリカの動きについて、専門家は「アメリカがグローバルミサイル防衛システム構築に傾注することは、世界における自らの覇権を維持する目的もあるが、国力の衰退に対する不安や、国土の安全を確保する能力への自信のなさも暴露している」と指摘しています。(ZHL、む)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS