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ロシア社会科学院極東部門のラーリン高級研究員は現地時間3日、「アメリカが韓国で高高度迎撃ミサイルシステム『THAAD(サード)』を配備する動きは、東北アジアの安全情勢を悪化させた。朝鮮の再度のミサイル発射はこれに対するストレス反応だ」という観点を示しました。
ラーリン研究員は「アメリカのTHAAD配備は朝鮮半島での軍事的存在性を更に拡大している。これは朝鮮からすれば、自身の国家安全が重大な脅威を受けている状態だ。この状況に対し、朝鮮は自身の軍事力を示すため、再度ミサイルを発射した」と分析、「朝鮮は国連安保理の関連決議を履行すべきだ。一方、アメリカも目下の朝鮮半島情勢を正確に認識し、かつ受けとめ、朝鮮半島情勢の緩和に力を入れ、朝鮮が6カ国協議の枠組み内に戻るよう環境を作るべきだ」と語りました。
また、「韓国も改めて自らの政策について考慮すべきだ。アメリカに迎合してばかりでは、自身の利益を損なうだけだ」と指摘しました。(怡康、む)
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