杭州市上城区の市民郝秀琴(70歳)さんは、団地のボランティアとして、安全確保のため、毎日の午前と午後それぞれ1回、都合3時間をかけて、団地内のパトロールを行なっています。郝さんは「G20サミットが杭州で開かれることは、杭州にとって最大の名誉であり誇りだ。私も団地ボランティアの一員として、サミットの開催に私なりの貢献をしたい」と語りました。
郝さんと彼女が住む杭州はすでに「G20モード」に入っています。大会の準備委員会はすでに通訳やコーディネーター、スタッフなど1000人以上を募集、研修を施しており、会場ボランティアも応募者2万6000人から約4000人の選抜が完了しています。
飲食の面では、G20サミットは杭州の地元料理をメインに提供されることとなっており、交通に関しても、杭州は「政府による保証と市場によるレンタルの結合」という国際的慣行に従い、会議に出席する各国首脳や代表団に900台に及ぶ車両を手配します。また、市内の環境整備のため、605件の環境改善プロジェクトを実施しています。
様々な準備作業を経た今、中国共産党杭州市委員会の趙一徳書記は「サミット開催のための準備活動はほぼ整った」としています。(ZHL、む)
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