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　世界貿易機関（WTO）は22日、ジュネーブで、中国に対する6回目の貿易政策審議を終了しました。商務省の王受文次官が率いる中国代表団は席上、2014年7月に行われた前回の審議以降における、中国経済の発展情勢と貿易投資分野での進展、主な改革や対外開放措置及び多国間貿易体制への積極的参加の状況などを説明しました。

　WTOは中国に対し、マクロ経済制度、経済貿易分野の政策と措置などに関し、1955の書面による質問を提出した他、WTO加盟国の代表59人が会議で発言、中国がWTOの重要な協力パートナーになることへの重視を示し、中国の改革深化と対外開放の拡大を十分に肯定しました。また、中国経済が高成長を保ち、その他の加盟国に市場チャンスをもたらしていることを評価し、中国が多国間貿易体制を堅持することを賞賛しました。更に、中国が後発開発途上国の貿易発展を支持し、南南協力を促進していること、責任感ある大国の役割を積極的に果たしていることに感謝の意が示されました。

　一方、一部の代表は中国の貿易政策の透明度や、国有企業と補助、知的財産権の保護、過剰な生産設備、輸入非関税措置、外国資本の投資環境と制度環境、多国間貿易体制への参加などに関心を寄せ、質問と意見を提出しました。（玉華、む）