朝鮮外務省の報道官は19日、韓国駐在アメリカ大使が戦闘機での空中視察を行ったことを批判し、「朝鮮は自衛的措置としての核能力を強化して対応していく」と述べました。
朝鮮中央通信によりますと、この報道官は同通信社の記者の質問に答えた際、「韓国駐在アメリカ大使は今月の12日、アメリカ軍の戦闘機に乗って空中視察を行った。アメリカが新型迎撃ミサイルシステム(THAAD)の配備を発表したタイミングでこのような軽率な行為に及んだことを、注意すべきと考えている」と指摘しました。
報道官はまた、「米韓は8月に再び、乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン合同軍事演習を実施する。この軍事演習を前に、アメリカがこのような一連の行為を行ったことは、アメリカが朝鮮半島でこれまでにない行動を取ることを暗示している」と述べました。
さらに、「朝鮮はアメリカの動向を注意深く見守っている。アメリカとの核戦争の脅威に対応し、朝鮮の主権と生存権を守るために、朝鮮は自衛的措置としての核能力を強化していく」と強調しました。(玉華、謙)
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