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南海の領土主権と海洋権益を守ることに揺るぎない=人民日報

2016-07-13 13:32:36     cri    

 人民日報は13日、『中国は南海の領土主権と海洋権益を守ることに揺るぎはない』と題した論評を発表しました。

 論評によりますと、「2016年7月12日、フィリピンが一方的に申し立てた南海仲裁案の仲裁裁判所は事実を顧みず、国際法と国際関係の基本規則を踏みにじり、中国の領土主権と海洋権益を深刻に害する、いわゆる『判決』を下した。中国政府と中国人民はこれに断固反対し、承認も受け入れもしない」としました。

 論評では、中国人民は代々南海で生産・生活しており、南海諸島の主人になったという事実を述べ、「中国は領土主権と海洋権益が侵犯されないように、必要な措置をすべて講じ、中国の領土主権と海洋権益を侵害するあらゆる企みは妄想に過ぎないだろう」としました。

 論評ではまた、「南海最大の沿岸国である中国は、南海地域の平和と安定という大局に着眼し、南海問題発生後十数年の間で終始最大の我慢を持ち、係争を挑発することは一切なく、係争を複雑させたり、拡大させたりすることも一切ない。中国は南海の平和と安定を、交渉を通じて係争を平和的に解決することを、ルールやメカニズムを通しての相違管理を堅持している。各方面の共同努力のもと、南海地域は冷戦の影響から抜け出され、長期間にわたった平和と安定を保ち、繁栄と発展の道を歩んでいき、南海の航行自由と飛行自由も十分に保障されたが、フィリピンは外部勢力に直接に操られ、『国連海洋法条約』の歪曲な適用で中国の南海領土主権を否定しようとしている。このような明らかな政治的挑発は、中国は受け入れないに決まっている。これは中国の領土主権と海洋権益を守るに必要な行動で、国際法の尊厳と地位を守り、国際法を実行する正義な行動でもある。国際社会の多くの国家と組織から沢山の有識者らも既に中国の立場を支持する意思を表明した。私的目的で国際の法治を破り、中国の権益を侵害しようとするフィリピンのアキノ3世政府と、法をまげて外部勢力の傀儡になる仲裁裁判所は、結局すべて水の泡に帰し、後世に嫌われるお茶番に過ぎない」と述べました。(白、星)

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