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中国外務省、米迎撃ミサイルの韓国配備について批判

2016-07-11 19:37:47     cri    
 中国外務省の陸慷報道官は11日の定例記者会見で、アメリカが韓国に新型迎撃ミサイルシステム「THAAD」を配備することについて「朝鮮半島の平和と安定に無益であり、中国の戦略的な安全利益をひどく損害し、地域内の戦略的なバランスを破壊することになる」と指摘しました。

 報道によりますと、韓国では多くの国会議員や野党、民間団体及び配備の候補地となる地域の住民たちから、安全や環境保護などを心配して、THAADの配備に対する懸念と反対の声が上がっているということです。

 これについて、陸報道官は「中国の戦略的な安全利益をひどく損害した」として、THAADの韓国配備に対する中国側の断固たる反対を訴えた上で、アメリカと韓国に配備を断念するよう求めました。さらに「韓国側がアメリカによるTHAADの配備を受け入れたことは、自分自身を戦略的なバランスが崩れた不安定な事態に巻き込むことになる。これにより安全上のリスクが一層高まるだろうという、韓国の国民たちの深い憂慮の気持ちは、十分に理解できる」と述べました。(洋、Kokusei)

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