2016年7月11日は、中国で12回目になる航海の日です。交通運輸省海事局共産党組織の許如清書記は、10日に開かれた記者会見で、「2015年5月から、中国は南海島嶼部に合わせて5台の灯台を建てた。そのうち、華陽礁、赤瓜礁、渚碧礁、永暑礁にある4台は運用を開始し、関連海域の船舶の航行安全を確保している。美済礁にある灯台の建設はほぼ終わり、まもなく使用段階に入る。これらの灯台は総合的な航行誘導サービスを提供でき、中国が南海海域に建てた重要な公益サービス施設となった」と話しました。

　許書記によりますと、灯台の建設と使用は中国が関連する国際的責任と義務を履行することの現れであり、航行安全保障、海上捜索と救助、漁業生産、海洋災害防止などの役割を果たすということです。（殷、星）