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国連事務総長、中国公益事業が持つ原動力に期待示す

2016-07-10 14:31:51     cri    

 国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は9日杭州で、「公益事業は社会と経済がモデル転換をする上での原動力だ。発展を続ける中国の公益事業が、国連の『持続可能な開発のための2030アジェンダ』の実現に向けて活力を注いでくれることを期待している」と語りました。

 潘事務総長はこの日開幕した「第1回世界XIN公益事業大会」で講演を行い、中国が公益事業の発展のために払った努力を評価しました。その上で、政府、企業、公益団体など各界に持続可能な発展の変革に取り組むよう呼びかけ、各方面が包容的協力パートナーシップを形成し、公平な責任の分担を進めるよう求めました。

 潘事務総長は、「企業には、『持続可能な開発のための2030アジェンダ』に基づいて、全人類が持続可能な開発目標を達成できるよう、国連の理念と目標を実践していくよう望む」としたうえで、「我々は貧困に終止符を打てる最初の世代であり、気候変動に対応できる最後の世代でもある。もしも、いま動き出さなければ、とりわけ、それが後世に影響を与えてしまったとしたら、後悔しても及ばない」と述べました。

 第1回世界XIN公益事業大会は杭州市人民政府とアリババ公益基金会の主催で、9日杭州で開幕され、教育、ネット上の公益事業、環境保護、救援、医療などの話題が討論されました。参加者にはイギリスのゴードン・ブラウン前首相、「姚基金」創設者の姚明氏、「壹基金」創設者のジェット・リー氏ら、多数の公益事業関係者が含まれています。(白、謙)

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