安徽省民政部門の統計によりますと、集中豪雨による洪水の被災者の人数が、安徽省では1053万人に達し、29人が死亡したということです。

　6月18日以降の集中豪雨により、安徽省では合肥やジョ州（ジョはさんずいに除）、六安、馬鞍山、蕪湖、宣城など10の市に属する59の県と市や区が被災しており、地域によって被害の程度に差が出ています。

　7月5日午前9時現在、安徽省では洪水による被災者の人数は1053万4000人に達しており、そのうち、29人が死亡、2人が行方不明となりました。また、71万3000人が緊急避難し、合計約15700棟を超える家屋が倒壊し、直接被害額は220億1000万元に達しました。

　被災地での住民の基本的な生活条件を確保するため、安徽省の政府部門は4700元の資金を緊急拠出したほか、テントや折畳みベッドなどの救援物資を手配しました。（ZHL、謙）