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湖南省で青色警報発令 被災者30万人超

2016-07-03 13:25:00     cri    

 ますます勢いを増す豪雨の影響を受け、湖南省気象局は現地時間2日午後4時、4つの警報レベルのうち、最も低い青色警報を発令し、同省中部から北の地域に対し、集中豪雨や局地的ゲリラ豪雨に備えるよう注意を呼び掛けました。

 湖南省洪水旱魃対策指揮部弁公室の大まかな統計によりますと、2日午後8時までに、今回の豪雨の影響により、同省の常徳、張家界、益陽、懐化、邵陽など5市14県で30万6000人が被災し、2万2000人が緊急避難を余儀なくされているということです。今月1日から降り続く豪雨の影響で、湖南省中部から北の地域では、多くの地区で山崩れなどの災害が多発しています。

 現在、被災地の人々は全力を挙げて、洪水対策や災害救助に取り組んでおり、被災者の避難などの対応を急ぐ一方、民政部門なども被災地へ向けた救援物資の輸送に取り組んでいます。また、各地における山崩れや堤防の決壊などの災害の発生後、地方政府は速やかに救援チームを立ち上げ、人命や工事現場の安全を確保するために、その補修や対策にあたっています。

 湖南省気象局が発令した青色警報によりますと、3日には、同省西部の土家(トゥチャ)族苗(ミャオ)族自治州や常徳、懐化、益陽、長沙、湘潭、娄底、岳陽及び邵陽北部が豪雨に見舞われる他、雷雨や強風が伴う悪天候が予想されるということです。気象部門は、これらの地域に対し、豪雨による冠水や山津波などの災害への対策を強化するよう呼び掛けています。(洋、む)

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