習主席は席上、「今回の訪問の目的は双方の相互理解と相互信頼を強化し、各分野での交流と協力を推進し、両国の戦略パートナー関係を深めることにある」として「ポーランドはユーラシア大陸の交差点的位置にあり、これはアンバーロードとシルクロードの合流地点に当たる場所で、独特な優位性を備えている。中国はポーランドが『一帯一路』建設に参与することに歓迎し、ポーランドと共に、『一帯一路』建設の枠組み内での協力を強化していきたい」と述べ、ポーランドが創始メンバー国としてアジアインフラ投資銀行（AIIB）の建設に参加することに歓迎の意を表しました。

　これに対して、ドゥダ大統領は、「習主席のポーランド訪問によって両国関係の水準が一層引き上げることを信じている」とし、「ポーランドはAIIBの創始メンバー国として、『一帯一路』建設に積極的に与し、両国のインフラ整備や鉄道、物流、運輸など分野での協力を深めていきたい」との意思を示し、「中東欧国家との良好な関係をもつ立場から、中国と共に中国―中東欧国家協力を推進していきたいと願っている」と述べました。（ヒガシ）