李克強首相は13日午前、人民大会堂でドイツのメルケル首相と共同で「第4回中国 ・ドイツ政府交渉」を主宰しました。
両首相は外交・経済・工業・教育など、26分野に関し、双方の責任者から報告を聴取し、両国協力における進展を肯定するとともに、各分野で協力を拡大するための一連の新たな共通認識を形成しました。
李首相は「前回の交渉で両国が策定した『中国・ドイツ協力行動要綱』は成果を生み続けている。双方がチャンスを逃さず、各分野における実務協力について、革新的方法論と提案を共に諮り、次の協力段階における重点と難点の解決に務め、中国とドイツの友好関係と協力関係に絶えず質的向上をもたらすよう希望する」と語りました。
李首相はまた、「国際情勢が錯綜し、世界経済の回復が低迷する中、中国とドイツはハイレベル交流を強化し、戦略上の相互信頼を深化させ、共に平和と安定した国際環境を維持し、20カ国・地域グループ(G20)枠組み内での政策協調を強化し、貿易保護主義に反対していかなくてはならない」と指摘しました。
メルケル首相は「この2年間、両国は一連の2国間対話を通じ、『中国・ドイツ協力行動要綱』の有効な実現に務めてきた。ドイツは革新精神を基礎に、中国と踏み込んだ会話を行い、スマートファクトリー、新エネルギー自動車や第三国市場などでの協力事業を広く展開し、人材交流と民間対話を積極的に強化し、両国の協力が全面的発展をとげるよう努めていきたい」と述べました。 (怡康、む)
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