6月1日と2日、米サンフランシスコで行われた第7回クリーンエネルギー閣僚級会合と「イノベーション使命」閣僚級会合に、習近平国家主席は祝電を送り、「今回の会合は、クリーンエネルギー開発と応用に国際社会が注目していることの表れだ」と評価しました。

　習主席はまた「中国は今後、クリーンエネルギー利用の推進、産業構造の最適化、低炭素エネルギーシステムの構築、環境配慮型の建築や低炭素交通事業の促進、国家レベルの排出量取引市場の建設などを通じて、低炭素化発展を推し進めていく」と、中国政府による人類と自然の調和を促す取り組みを紹介しました。

　さらに、「2017年、中国は第8回クリーンエネルギー閣僚級会合を主催する」と明らかにし、会合への参加を心から歓迎する旨を伝えました。その上で、習主席は、「中国に集まり、クリーンエネルギーの発展と普及で得た認識や経験について語り合うこと、そして世界の持続可能な発展を共同で推し進めていくことを望んでいる」と強調しました。

　なお、今会合は米エネルギー省が主催したもので、23の国と関連国際機関の代表らが出席しました。オバマ大統領は映像によるメッセージを送りました。（朱、謙）