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習近平主席、トーゴ大統領と会談

2016-05-31 11:32:50     cri    

 習近平国家主席は30日、人民大会堂でトーゴ共和国のフォール・ニャシンベ大統領と会談しました。両首脳は中国・アフリカ協力フォーラムのヨハネスブルグ・サミット(持続可能な開発に関する世界首脳会議)で合意した内容を実施することをきっかけに、両国関係をレベルアップさせ、両国民の利益につなげることで意見が一致しました。

 習主席は「双方は相互信頼を強め、ハイレベルの交流を保ち、政府・政党・立法機関・地方の友好交流を密接にすべきだ。双方は政治や経済貿易などの交流メカニズムの役割を発揮させ、政策面の交流や協力に対する指導を強め、各分野における協力を推し進めなければならない。中国側は中国企業と金融機関が、トーゴのインフラ施設建設プロジェクトに対して様々な形での支援を行うことを奨励し、トーゴの自主的で持続可能な発展のための工業システム構築をサポートしたい。また、中国の支援で設立された農業技術モデル・センターをもとに、穀物栽培、農業、漁業、加工業などの分野における互恵協力を行い、トーゴ農業の付加価値や、農民の収入を引きあげる」と示したほか、「トーゴとともにギニア湾の海賊と国際犯罪組織の撲滅など、治安分野における協力を強め、トーゴの国防と安定維持を強化したい。文化、教育、観光、青年、女性、メディア、シンクタンクなどの分野の交流と協力を強め、両国民の友好や社会的基礎を強固なものにしたい。双方はアフリカの平和と安全、『持続可能な開発のための2030アジェンダ』など、大きな国際問題および地域問題をめぐって戦略協力を強め、発展途上国の正当な権益を共に維持し、国際関係の民主化を促していく方針だ」と強調しました。

 これを受けて、フォール大統領は「両国の友好には長い歴史がある。国交樹立からの44年間、両国の互恵協力は大きな成果を収めている。中国政府と国民が長期にわたって与えてくれた支持と支援に感謝する。中国とは各分野における協力をさらに強めたい。中国側が国民生活の改善、農業発展、インフラ施設の建設、沿海地域の経済開発、平和・安全などの面について、トーゴを支援してくれることを期待する。より多くの中国企業がトーゴへの投資を拡大させ、トーゴの経済発展と社会事業に参加することを歓迎するため、優遇政策と良好な法律環境を提供する」と表しました。(殷、謙)

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