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習近平主席、高齢化対策学習会を主宰

2016-05-29 14:41:57     cri    
 中国共産党中央政治局は27日午後、高齢化の状況と対策についての第32回集中学習会を、習近平主席の主宰によって実施しました。

 中国国家発展改革委員会の徐紹史主任、李立国民政相、尹蔚民人力資源社会保障相、国家衛生と計画生育委員会の李斌主任らはその中で、それぞれ国民の高齢化状況と高齢者事業における改善についての意見と建議を提出しました。中央政治局のメンバーはこれらを踏まえて、討議を行いました。

 習主席は席上、「高齢化は国際的な問題であり、人類社会に長期的な影響を与えるものだ。我が国は世界で最も多くの高齢者を有し、高齢化社会へ向かうスピードが最も早いため、この問題への対応は重大である。多くの高齢者の需要を満たし、関連する社会問題を解決することは国家発展と国民生活の全般的な利益にかかわるもので、我々は力を入れて確実に対応しなければならない」と強調しました。

 また、「各地域と各部門は大きな力を注ぎ、一歩進んだ行動をとって高齢者事業を推進し、前向きな成果を収めている。しかし、我々の政策と措置や活動の基本体制などには不足があり、多くの高齢者が幸せな生活を過ごせる社会づくりという目標との間には差が存在している」と指摘しました。

 さらに、シルバー産業について「高齢者人口の増加で、高齢者用品やサービスなどへの需要が高まっている、関連産業には大きな成長の余地があるはずだ。高齢者向けサービス業の発展を積極的に進め、関連制度や基準、施設、組織などの整備を推し進める。家での養老を基本としながらも、養老施設のサービスを頼ることができ、補助的な役割を医療機関が担うことで、医療と養老を結ぶ養老体制を作り、高齢者の需要をより良く満たしていくように」と求めました。(万、謙)

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