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朝鮮、オバマ大統領の「非核化の障害」発言を批判

2016-05-29 15:42:37     cri    
 朝鮮中央通信の29日の報道によりますと、朝鮮外務省の報道官が28日の記者会見で、アメリカのオバマ大統領が日本で開かれたG7伊勢志摩サミットで朝鮮に言及したことを批判した上で、「帝国主義による核脅威が存在する限り、朝鮮は自衛目的の核能力を更に強化していく」と述べたということです。

 報道官は、「オバマ大統領は『核なき世界を実現する上での最大の障害は朝鮮』、『朝鮮の核ミサイル計画は、地域とアメリカ、全世界に対する脅威』と発言している。これらの発言は朝鮮に対する誹謗であり攻撃だ。彼が提唱する『核なき世界』の構想は、自国の核攻撃能力を強化する一方で、他国の軍事力の削減を企むものだ」と話し、「もしアメリカが世界の核廃絶に関心を持っているのであれば、他の国と民族に対する核による脅迫をやめるべきだ」と指摘しました。

 また、報道官は「朝鮮は、自国の立場を既に表明している。帝国主義による核の脅威が存在する限り、朝鮮は経済と核能力を共に発展させる道を歩むことを長期的に堅持し、質と量の両面で自衛目的の核能力を更に強化していく。同時に、朝鮮は核保有国としての責任を持ち、核不拡散義務を確実に履行し、世界の非核化に積極的な役割を果たすよう努める」と示しました。(RYU、謙)

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