王毅外相は21日、カザフスタンのアルマトイで中国とカザフスタン両国の記者による取材を受けた際、「この2年あまり、『一帯一路』建設は順調に進められ、すでに一連の成果を収めている」と述べました。

　王外相はこの中で、「一帯一路」建設について、国際社会における共通認識の形成が増えたこと、金融サポート制度が効果を生み始めていること、コネクティビティネットワークが成熟しつつあること、生産能力における協力推進が加速していること、経済回廊建設で大きな進展を収めたこと、中国からヨーロッパへの鉄道による貨物輸送の定期便が増加したこと、貿易投資が大幅に増加したこと、人財と文化交流がより密接になったことの8つの面から成果をまとめました。

　さらに、王外相は「次のステップとして、中国は引き続き共同協議・共同建設・成果共有の原則に従って、中国の発展を関係国の発展と結びつけ、『一帯一路』建設の成果で各国の人々を潤していきたい」としました。（ヒガシ、む）