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リビア問題国際会合で、リビア統一政府への支持提供が決定

2016-05-17 13:31:52     cri    

 リビア問題をめぐる外相級協議が16日、オーストリアの首都ウィーンで開かれ、国連安全保障理事会の5つの常任理事国を含む20あまりの国や国際組織の代表らが参加しました。会合で発表された共同声明はリビア統一政府に対する支援の提供を約束しました。

 共同声明は「リビア統一政府がイスラム過激派組織『イスラム国』の脅威に立ち向かっていくための武器の供与を、全力を挙げて支持する。リビア治安部隊の訓練要求についても、各側は対応する方針で一致した。リビア統一政府は国際安全支援を受け入れる唯一の合法的な政府として、リビアの資源を保護する権力を持っている。リビア中央銀行や、国有石油会社など国の経済機関は統一政府によって管理される」としています。

 アメリカのケリー国務長官は会合後に開かれた共同記者会見で「国際社会は、リビア統一政府を国連による武器禁輸対象から除外するよう求める同国の要求を支持するが、性急に決定するわけにはいかない」と表しました。(殷、謙)

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