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米『中国軍事力年次報告書』は出鱈目=国防省

2016-05-15 11:01:32     cri    
 中国、米国国防総省が『中国軍事動向に関する年次報告書』を発表したことを受けて、国防省の楊宇軍報道官は14日、談話を発表しました。

 楊報道官は談話の中で、「米国国防総省は引き続き「中国軍事脅威論」や「中国軍事力の不透明性」など使い古された文言を煽り立て、中国の軍隊改革や、海上軍事行動、軍備建設、国防費、宇宙開発、サイバースペース、台湾問題などについて、でたらめなコメントを加え、中国の国防政策や、東海・南海での合法的活動をむやみに歪曲したりしている。これに対し、中国は強い不満を表し、断固として反対する」と述べました。

 楊報道官はまた、「中国は防御型国防政策をゆるぎなく実行している。軍隊改革の深化や軍備建設の強化は、いずれも国家主権と安全、領土保全のためのものであり、国の平和な発展を確保するためのものだ。海洋問題における中国の立場は一貫したものであり、明確なものだ。中国が南沙諸島で行っている施設建設は、必要な国土防衛のニーズを満たすためであるほか、より多くの目的は民間需要に応じるためで、国際的な責任と義務をよりよく履行するためのものだ。米国は中国の正当かつ合法的な行動を横暴に批判する一方、自らは前線での軍事力の配備を強化し、頻繁に南海に軍用機を派遣して武力をひけらかしている。米国側は航行の自由を主張する一方、覇権の行使を狙い、平和と自制を呼びかける一方、軍事化を推し進めている。これはまさに米国の二面性を暴露する動きだ」と述べました。

 楊報道官はまた、「ここ数年、中国軍は遠洋での航行護衛や国際平和維持(PKO)活動、災難救援など、海外での軍事行動に参加する機会が増え、国際的義務を有効的に履行し、国際社会により多くのセキュリティソリューションを提供している。中国側の戦略的意図はオープンでクリアなもので、その行為も正々堂々としたものだ。中国は地域の覇権を求めず、勢力範囲を争わず、中国軍は終始世界の平和を維持する確固たる力としてある」と強調しました。

 さらに、「米国側が毎年発表する所謂『中国軍事動向に関する年次報告書』は、両国の相互理解を深刻に損ない、中米両国と両軍の関係発展の趨勢に背くものだ。米国が中米関係や両軍の相互信頼に資さない言動を直ちに停止し、実際の行動で両国と両軍関係の健全かつ安定した発展を促していくよう求める」と強調しました。(05/15 Lin む)

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