中国・パキスタン経済回廊で最大の交通インフラ施設のプロジェクトであるペシャワール・カラチ間の高速道路プロジェクトの着工式が6日、パキスタン中部地区で開かれました。着工式にはパキスタンのシャリフ首相が出席し、除幕を行ったほか、パキスタン駐在中国大使館の趙立堅臨時代理大使、中国建築有限公司の鄭学選副総裁のほか両国各界の人々2000人あまりが参加しました。

　ペシャワール・カラチ間の高速道路はパキスタン北西部の街ペシャワールから始まり、第二都市ラホールを経由して、南部にある最大都市カラチまで至る全長392キロの道路で、制限速度は時速120キロに設定されます。竣工すれば、パキスタン国内の交通状況を大きく改善し、南北をつなぐ主要道路となります。このプロジェクトは両国のコネクティビティに前向きな役割を果たすと見込まれています。（殷、謙）