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病院誤爆は「戦争犯罪に当たらず」=米国防省

2016-04-30 14:11:42     cri    

 米国防省は29日、2015年10月にアフガニスタン北部のクンドゥズで起きた国際医療支援団体「国境なき医師団(MSF)」の病院誤爆事件についての軍事調査の結果を発表し、誤爆は「意図的」なものではなく、「戦争犯罪にはあたらない」としました。

 米軍中央司令部のジョセフ・ヴォーテル司令官は当日、メディアブリーフィングで、誤爆事件に関わった16人の軍人は処分を受けたが、起訴対象者はいないとし、事故は「人為的なミス、プロセスの誤りと装備の不具合が重なった」もので、目標は病院だということを一人も認識していなかったと語りました。

 これに対して、MSFのメイニー・ニコライ代表は、「国際人権法違反か否かに関して、その判断基準はそれが『意図的』であるかどうかではない」と指摘すると共に、「米軍報告の評価には、なお時間を要するが、今言えるのは、今回の米軍の調査だけをもってしては、MSFとして満足できるものではないということだ」として、事件に対する独立調査を行うよう呼びかけました。(ヒガシ、む)

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