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第22回中国・ASEAN高官協議が28日、シンガポールで閉幕しました。
中国の劉振民外務次官は協議後の記者会見で「中国とASEAN諸国は地域協力問題においても南海問題においても、共同利益が意見の食い違いをはるかに上回っている。双方は南海の平和と安定を維持していく意志、能力と方法がある」と強調しました。
2日間の日程で開かれたこの協議では、中国の劉振民外務次官とASEAN諸国の高官は『南海各側行動宣言』を実施するために11回もの協議を行い、この宣言の全面実施や海上における実務的協力の推進について踏み込んだ意見交換を行い、また宣言の枠組み内における「南海行動基準」の推進をめぐって話し合いました。
劉外務次官は記者会見で「南海情勢は国際社会から注目されている。参加国は意見の食い違いのコントロール、海上における実務的協力の強化と『南海行動準則』協議などについて意見を交わしていきたい」と述べました。(ミン・イヒョウ Kokusei)
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