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中国初の宇宙飛行を記念するイベントが24日午前、北京航空航天大学晨興コンサートホールで行われました。テーマを「中国の夢、宇宙飛行の夢」と題したイベントは工業情報化省、国家国防科学技術工業局、国家航天局の共同主催によるものです。
中国初めての人工衛星「東方紅一号」は1970年4月24日に打ち上げられました。これによって中国は世界で自主研究開発したロケットで国産衛星を発射した5番目の国となりました。2016年は中国の宇宙飛行事業が開始してから60年目の節目に当たり、中央や国務院の許可を得て、毎年4月24日を「中国宇宙飛行の日」に設定しました。
今年のイベントで、「東方紅一号」のチーフデザイナー孫家棟院士、月面探査プロジェクト三期のチーフデザイナー胡浩氏、北京航空航天大学の学生戚亜群さんらがそれぞれの世代の代表として発言し、自分と宇宙飛行の縁を語りました。また、ロシア連邦航空グループの責任者は世界の同業者を代表して発言し、月面探査搭載アイディア・デザイン募集活動の最優秀アイディア賞を学生に授与しました。
国家国防科学技術工業局科学技術委員会主任、中国工程院院士、月面探査プロジェクトの栾恩杰指揮官は科学普及の講座を開き、中国の宇宙飛行事業が発足してから世界の最先端に至るまでのプロセスを紹介しました。
また、国家国防科学技術工業局、国家航天局、北京市人民政府の共同主催による「中国宇宙飛行の日、科学普及宣伝週間」のイベントが当日、北京航空航天大学体育館で開幕しました。
イベントは国際社会の注目と支持を集めており、37の関連機構や国際組織から中国の航空事業を賞賛する祝賀のメッセージが届き、今後の更なる航空事業への協力を望む声が寄せられていました。(殷、星)
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