国務院の李克強首相は24日、四川省の雅安市を訪れ、三年前に地震に見舞われた芦山県の復旧状況を視察しました。

　はじめに李首相は地震記念館に足を運び、196名の犠牲者の名前が刻まれた記念台に一輪の花を捧げ、一分間黙祷しました。その後、芦山県第二中学校の復旧状況を視察しました。

　この学校は三年前の地震で大きな損害を被りましたが、現在は場所を換えて新しい校舎が建てられています。李首相は、「校舎を頑丈なものにして、あらゆる試練に耐えられるものにしなければならない。学校、病院の建物を丈夫なものにしてこそ、社会全体が安定できる」と強調しました。（ヒガシ　星）