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国連安保理、朝鮮のミサイル発射を非難

2016-04-16 13:55:26     cri    

 国連安保理は15日、声明を発表し、朝鮮がこの日にミサイルを発射した行為を強く非難したほか、朝鮮が安保理関連の決議を遵守するよう呼びかけました。

 声明では、「朝鮮が今回発射したミサイルは失敗に終わったが、安保理の多くの関連決議に違反している。安保理は、朝鮮が安保理の関連決議に背くことをやめるよう呼びかけるとともに、これらの決議で規定された義務を全面的に履行するよう求める」としています。

 安保理は朝鮮半島の平和と安定を維持することは重要であると改めて協調し、平和的で、外交的な政治手段を通して情勢を解決することに努め、各方面が対話を通して平和と全面的な解決に達するよう期待するとしました。

 韓国連合ニュースは15日、「韓国軍合同参謀本部の情報によると、朝鮮はこの日の未明に朝鮮半島の東海岸付近でミサイルを発射したが、分析ではこの発射は失敗に終わったということだ」と伝えました。韓国軍の関係者によりますと、発射されたのは中距離弾道ミサイル「ムスダン」だったということです。

 3月2日、国連安保理は朝鮮問題に関する第2270号決議を全会一致で可決しました。決議では、朝鮮が行った核実験と弾道ミサイル技術を使用した衛星発射を強く非難し、一連の制裁措置を通して核とミサイルの開発計画を阻止するほか、6カ国会議の再開を呼びかけています。国際社会において、安保理の決議を支持し、朝鮮が核とミサイルの開発計画を廃止するよう促し、対話を通じて朝鮮半島の問題を解決することが普遍的な考えであるとしています。(RYU、星)

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