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シリア問題 避難民たちがホムスから帰郷

2016-04-10 14:08:02     cri    

 シリア政府関係者が9日に明らかにしたところによりますと、シリア政府軍は中部の都市パルミラとギャラティンを過激派組織「イスラム国」から解放することに成功し、元住民約2000人が帰郷の途に就いたということです。

 シリア通信はシリア中部ホムス県の長官の話を引用し、「市民たちは避難先であったホムス市から、バス40台でパルミラとギャラティンに帰っている。破壊されたインフラ施設を修理するため、技術者たちがこの2つの都市に先行している。医療、給電、給水などの設備は数週間以内に回復する見込みだ」と報じました。

 パルミラとギャラティンはホムス市の南東部にある都市で、去年の5月と8月にそれぞれ「イスラム国」に占領され、現地市民は避難を余儀なくされていました。シリア政府軍によって、先月末にパルミラが、今月の初めにギャラティンが解放されました。

 国連のデータによりますと、2011年にシリア危機が始まってから、これに関与して今までに25万人以上が死亡し、650万人が難民となっています。(白、謙)

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