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　中国とベトナム両国軍の第3回国境ハイレベル会合の第2ラウンドが30日、中国南部の広西チワン族自治区の憑祥で行われました。この日の午後、会談を終えた中国の常万全中国国務委員兼国防相とベトナムのフン・クアン・タイン国防相が、共同で記者会見を行いました。

　常万全中国国務委員兼国防相は会見で、「双方は、両国関係の維持を大局的な視点で捉え、南海問題の妥当的な処理を進めていくと改めて強調した。国境線の防衛における往来と協力について、双方は、経験やノウハウを分かち合い、互いに手本となって、共にレベルを高めていくことで合意した」と述べました。

　一方、ベトナムのフン・クアン・タイン国防相は、「双方は、外交ルートを通じて、基礎的かつ長期的で、双方が納得できる方法で、海上の問題を解決していくとして意見が一致した。今後、双方は軍隊の往来を引き続き強化し、人材の育成や国境線における協力、国連の平和維持活動、軍需・防衛産業などの分野における協力をさらに深化させていく」と述べました。（藍、謙）