ベトナム工業貿易省によりますと、ベトナムから輸出された果物と野菜の額は1月から11月までの間、16億7000万ドルにのぼり、年間の輸出目標を1カ月繰り上げて果たしました。10月までの間、中国に輸出した額が前年同期比で、268.8％増の9億9000万ドルとなり、総額の半数以上の65％を占めました。

　ベトナムの果物と野菜の対中輸出が激増した理由は、中国への市場参入の条件が緩和され、対中輸出が比較的容易になったためだとされています。

　ベトナムから輸出された果物と野菜の総額は今年、年間を通じ、20億ドルにのぼると予測されています。輸出先の上位は中国に次いで、日本、韓国となっています。（玉華、YM）