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　李克強首相は24日午後、海南省ボアオで福田康夫理事長を始めとするボアオ・アジアフォーラム理事会のメンバーと会談しました。

　李首相は「アジアは世界で人口の最も多い洲で、文明の多様性が目立つ。各国が対話と協議の中で理解を深め、共通認識を持った上で協調性を求めてこそ、良好な発展環境を作り上げられる」と強調しました。

　さらに李首相は「ボアオ・アジアフォーラムは、各国が心を開いて協議する場である。思想面の指導的役割を引き続き発揮させ、アジア各国が互いの長所を学びあい、心を一つにしてイノベーションと産業革命で時代の先端をいくことに役立つよう希望する」と述べました。

　これに対し、福田理事長、フランスのラファラン元首相、シンガポールのゴー・チョクトン元首相ら理事は「李首相が今回のフォーラムで行った基調演説は、趣旨がはっきりした力強いもので、中国経済の未来に対する外国の信頼感を強められる。中国経済が成長を保ち、世界経済の発展に持続的な力を注ぐだろう」と表明しています。（MOU）