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　ベルギー現地メディアが23日に警察側の情報を用いて報道したところによりますと、ブリュッセル空港と市内中心部の地下鉄駅で22日に発生した連続爆破テロの実行犯とされる3人目の容疑者が確認されました。ナジム・ラーシュラウイという名前の男（25）で、ブリュッセル空港での爆破で既に死亡したということです。また、23日午前、警察側は空港で自爆に関与したのはイブラヒム・バクラウィ容疑者（30）とハリド・バクラウィ容疑者（27）の兄弟だと確認しました。

　一方、22日にベルギーの首都ブリュッセルで連続爆破テロが発生した後、国際社会から犯行を強く非難する声や、共にテロリズムと戦う機運が高まっています。

　ニュージーランドのジョン・キー首相はテロ襲撃を強く非難し、「グローバルな反テロ活動において国際社会は一致団結する必要がある」と強調しました。

　チリのバチェレ大統領は「如何なる形の暴力とテロリズムにも反対するが、国際社会は正義と団結を持ってテロと戦えば、平和を必ず勝ち取ることができるだろう」と述べました。

　トルコのエルドアン大統領は声明を発表し、「同じくテロ襲撃の苦しみを味わったトルコは全力を挙げてベルギーを支援し、あらゆるテロリズムやテロ組織と戦っていく」と明らかにしました。

　そのほか、ペルー、ブラジル、アルゼンチンなどの国の指導者や政府高官も相次いでベルギーの連続爆破テロを非難しました。（03/24　Lin，　星）