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李首相、メコン川5カ国指導者と共同記者会見

2016-03-24 10:21:14     cri    


 瀾滄江―メコン川協力をテーマにした初の指導者会議が23日、海南省三亜市で開かれました。会議後、共同議長を務めた中国の李克強首相とタイのプラユット首相は、カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナムの指導者らとともに共同記者会見を行いました。

 この中で、李首相は、会議で確認した共通認識や成果を紹介したうえで、「瀾滄江―メコン川協力の初の指導者会議の開催は、瀾滄江―メコン川協力メカニズムの確立を意味しており、この地域の諸国が関係を緊密にし、中国―ASEAN(東南アジア諸国連合)間における協力を充実させるうえで歴史的な意義がある」と指摘しました。

 また、李首相は「参加国は地域の平和と安定の維持を前提に、政治分野における相互信頼を深化させ、経済協力や人的往来を強め、これを小地域協力と南南協力の新しい手本にして、更なる緊密な運命共同体を結成させていく。この小地域を地域の安定や世界の平和を維持する重要な力とさせ、国連の『持続可能な開発のための2030アジェンダ』の実行に新たな貢献をしていくだろう」と述べました。

 李首相はさらに「瀾滄江―メコン川協力メカニズムは開放かつ包容的で、その他の小地域の協力メカニズムと平行するもので、中国―ASEAN運命共同体作りに有利に働き、この地域の工業化プロセスの推進と経済社会の発展にもプラスになるものだ」と強調しました。

 一方、タイのプラユット首相は、「会議では瀾滄江―メコン川協力の青写真を描いた。各側は早期に成果を上げることに力を入れ、発展の経験を分かち合い、瀾滄江―メコン川協力が地域ないし世界の平和と安定、繁栄と発展に寄与していくことを期待している」と述べました。

 共同記者会見の後、李首相と5カ国の指導者らは瀾滄江―メコン川協力の発足式典に出席しました。(藍、星)

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