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　メコン川流域諸国により構成されるメコン川委員会（MRC）が、15日から17日にかけて、ベトナムで会議を開きました。ベトナムとカンボジア、ラオス、タイの4か国代表は、中国の景洪水力発電所ダムの放流を歓迎する意を表明した後、加盟国が協力協調し、諸国の干ばつを解決するため、今回の放流を合理的かつ有効に利用していくよう呼びかけました。

　外務省の陸慷報道官はこの15日、「流域諸国の関心事に注目している。中国政府は自国の困難を克服し、最大限の調整努力を経て、3月15日から4月1日までの期間、景洪水力発電所ダムで放流を行うことを決定した。これにより、メコン川下流諸国の干ばつを緩和することができるよう望んでいる」と述べました。

　ベトナム国家メコン川委員会の責任者は17日、「中国から放流される水量の27％から54％程度が、今後の2～3週間の間に、ベトナム流域に到着する。これは国内の干ばつ問題の一部を解決することにつながる」と述べました。（万、む）