習近平国家主席は22日、ベルギーの首都ブリュッセルで起きた連続テロについて、フィリップ国王に慰問の電報を送り、テロを強く非難した上で、被害者に深い哀悼の意を、負傷者と遺族に心からの慰問の意を表しました。

　習近平主席は電報で、「テロリズムは人類社会の共同の敵で、国際社会がともに直面する脅威である。安全とテロ防止の面で、中国はベルギーとの協力強化を通じて、国際社会の連携やテロ撲滅を推し進め、あらゆる形のテロリズムに反対する。また、両国と世界の平和と安定を擁護していく」と強調しました。

　また、同日、李克強首相はミシェル首相に慰問の電報を送りました。電報で李首相は、テロリストの無惨な行為を強く非難した上で、被害者に哀悼を、遺族や負傷者に心からの慰問の意を表しました。さらに、「ベルギーのテロ撲滅と国家安全維持のために払った努力を揺ぎ無く支持していく。ベルギーと国際社会との協力を強化して、共同でテロリズムからの脅威と挑発に対応していく」という中国政府の立場を示しました。