李克強首相は22日午後、瀾滄江・メコン川対話協力メカニズム第1回首脳会議に出席するため海南省三亜市を訪れた各国首脳を歓迎しました。訪れているのはタイのプラユット・チャンオチャ首相、カンボジアのフン・セン首相、ラオスのトーンシン・タムマヴォン首相、ミャンマーのサイ・マウ・カン副大統領、ベトナムのファム・ビン・ミン副首相の五ヵ国代表です。

　李首相は挨拶の中で、「瀾滄江・メコン川6カ国がメカニズム協力を展開することは地域の平和と安定の維持や、各国の資源、産業、市場の相互補完にプラスとなる。地域の経済と社会の発展により強力な支援を提供し、中国とASEAN（東南アジア諸国連合）の関係にとっても補完的なものとなる。中国は各国と共に、協力の大計を協商し、瀾滄江・メコン川対話協力メカニズムの第1歩を踏み出したい」と述べました。

　2014年11月、李首相は第17回中国・ASEAN首脳会議で、中国・ASEAN（10＋1）枠組み内に瀾滄江・メコン川対話協力メカニズムを構築すると提案しました。瀾滄江・メコン川対話協力メカニズム第1回首脳会議は23日午前、三亜市で開催されます。（玉華、星）