中国の習近平国家主席は22日、中央全面深化改革領導小組（改革を全面深化するための中央指導グループ）第22回会議を主宰し、重要な談話を行いました。

　この中で、習主席は「小康社会（いくらかゆとりのある社会）を全面的に築き上げる決勝段階の勝利を勝ち取るために、改革の全面的深化を通じて新しい発展理念を着実に実施することが最も肝心なステップである。新しい発展理念の実施に役立つ体制とメカニズムの構築をめぐって改革に力を入れ、経済発展の新常態（ニューノーマル）の下での矛盾と課題を前に、ボトルネックと短所に焦点をあて力をあわせて対応するとともに、革新能力を強化し、バランスの取れた発展を推進し、生態環境を改善し、開放水準を向上させ、共有発展を促進するなどの面で新たな進展を遂げなければならない」と強調しました。（ミン・イヒョウ　Kokusei）