第三回世界メディアサミットが20日、カタールの首都ドーハで開幕しました。サミットの議長を務める中国国営通信社新華社通信の蔡名照社長は開幕式で、「協力と交流を深め、未来に目を向ける」と題した演説を行いました。

　蔡議長は演説で、「世界のメディア分野におけるハイレベル交流のメカニズムとして、このサミットの役割はますます重要になっている。今後、各メディアはこのサミットの理念に応じて社会責任を負っていくことになる。新華社は各国のメディアと関係を深め、共に報道、写真展、ドキュメンタリー制作、公益イベントなどの実施で協力し、世界の繁栄と発展により大きな役割を果たしていく」という考えを表しました。

　世界メディアサミットは新華社、AP通信、BBC、イタルタス通信、共同通信、ニューズ・コーポレーション、ロイター通信、グーグル、タイム・ワーナーなど各社の提案によって開かれたものです。（殷、謙）